ネットワーク

IPアドレスとサブネットマスクの仕組みを徹底解説【基本情報技術者試験対策】

公開日: 2026年5月6日

基本情報技術者試験のネットワーク問題で欠かせないのがIPアドレスとサブネットマスクの知識です。ここを理解しているかどうかで、ネットワーク分野の得点が大きく変わります。

この記事では、IPアドレスの基本構造・クラス分け・サブネットマスクを使ったネットワーク計算の手順を順を追って解説します。

IPアドレスとは

IPアドレスは、ネットワーク上の各機器を識別するための32ビットの数値です(IPv4の場合)。通常は8ビットずつ区切って10進数で表記します。

192.168.1.10 ↑ 192 . 168 . 1 . 10 各部分は 0〜255 の値(8ビット)

IPアドレスは「ネットワーク部」と「ホスト部」の2つに分かれます。ネットワーク部はどのネットワークに属するかを示し、ホスト部はそのネットワーク内の個別の機器を示します。

IPアドレスのクラス分け

IPv4には、ネットワークの規模に応じたクラスが定義されています。

クラス先頭ビットアドレス範囲ネットワーク部用途
クラスA00.0.0.0 〜 127.255.255.2558ビット大規模ネットワーク
クラスB10128.0.0.0 〜 191.255.255.25516ビット中規模ネットワーク
クラスC110192.0.0.0 〜 223.255.255.25524ビット小規模ネットワーク

試験頻出:「192.168.x.x」で始まるアドレスはクラスC。プライベートアドレスとして最もよく使われます。

サブネットマスクとは

サブネットマスクは、IPアドレスのどこまでがネットワーク部かを示す32ビットの数値です。ネットワーク部のビットを1、ホスト部のビットを0にします。

クラスCのデフォルトサブネットマスク: 255.255.255.0 = 11111111.11111111.11111111.00000000 ← ネットワーク部(24bit) →← ホスト部(8bit) →

CIDR表記では「/24」と書きます(1のビットが24個)。たとえば「192.168.1.0/24」と表します。

ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの計算

サブネットマスクを理解したら、次の3つを求められるようになりましょう。

例題:192.168.1.100/24 のネットワークを計算する

IPアドレス : 192.168.1.100 = 11000000.10101000.00000001.01100100 サブネット : 255.255.255.0 = 11111111.11111111.11111111.00000000 AND演算(&)↓ ネットワークアドレス : 192.168.1.0 ← ホスト部を全て0にしたもの ブロードキャスト : 192.168.1.255 ← ホスト部を全て1にしたもの 使用可能ホスト範囲 : 192.168.1.1 〜 192.168.1.254(254台)

計算手順まとめ

求めるもの方法
ネットワークアドレスIPアドレス AND サブネットマスク(ホスト部を全て0)
ブロードキャストアドレスネットワークアドレスのホスト部を全て1にする
ホスト数2^(ホスト部ビット数) − 2

プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレス

IPアドレスにはプライベートアドレス(社内・家庭内ネットワーク用)とグローバルアドレス(インターネット上で使用)があります。

クラスプライベートアドレス範囲
クラスA10.0.0.0 〜 10.255.255.255
クラスB172.16.0.0 〜 172.31.255.255
クラスC192.168.0.0 〜 192.168.255.255

プライベートアドレスのままではインターネットに直接接続できません。NATやNAPTによりグローバルアドレスに変換して通信します。

試験対策まとめ

理解を深めたら、過去問で実際に計算問題を解いてみましょう。

科目A対策サイトで演習する

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