記憶定着のカギは翌日・1週間・1ヶ月後の復習
3分46秒 | 試験制度FE
基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した音声コンテンツです。
トランスクリプト(字幕テキスト)
昨日あれほど頑張って覚えたのに、今日になったら思い出せない。あの、そんな経験ありますよね。 実はこれ、あなたの記憶力が悪いっていうわけじゃなくて、脳の仕組みとしては、まあごく自然なことらしいんです。 今回はいただいた資料を元に、この忘れるっていう脳の性質をこう、逆手に取って、学習効果を最大化する方法について一緒に探っていきましょう。 ええ、そこがすごく大事なポイントですね。多くの人は忘れることイコール悪って考えがちですけど、 そもそも人間の脳は忘れるようにできているんですよ。むしろ、忘れることを前提にどう戦略を立てるか。その視点を持つだけで学び方が全く変わってきます。 資料を読んでて真っ先に目に飛び込んできたのが、ドイツの心理学者エビングハウスの、えーと、忘却曲線に関するデータなんですけど、これ結構衝撃的で、 新しいことを覚えてもわずか20分で42%、そして1日後にはなんと74%も忘れてしまうと。 そうなんですよね。この数字だけ見るともう勉強する気がなくなっちゃいますよね。本当に。でもここからが面白いところなんですよね。 ええ、このデータが示しているのって、記憶力の問題じゃなくて、脳の仕様だったってことなんです。忘れるっていう機能があるからこそ、脳はまあ重要な情報だけを取捨選択できるわけで。 なるほど。で、この忘却の急カーブを緩やかにして記憶を定着させる魔法、それが復習ってことになります。 ああ、その復習のタイミングが資料を読んで一番驚いたところなんです。なんか毎日必死にやるのが必ずしも正解じゃないみたいで。 そうなんです。そこがポイントで。むしろ忘れかけるというタイミングを狙うのが重要なんです。脳の記憶を森の中の小道みたいに考えてみてください。 森の中の小道、ですか?ええ、一度通っただけだとすぐに草が生い茂って道は消えちゃうじゃないですか。 でも、草が生え始める絶妙なタイミング、つまり忘れかけた頃にまた歩くことで、道はどんどん踏み固められてやがて消えないしっかりとした道になる。これが長期記憶のイメージですね。 なるほど、おー、すごくわかりやすいです。その絶妙なタイミングというのが資料にある、翌日、それから1週間後、そして1ヶ月後の3回なんですね。 ええ!この3回の復習で記憶が単に復活するだけじゃなくて、次はもっと忘れにくくなるんです。記憶がこう塗り直されてより強固になる、みたいな。 へえー面白いですね。ええ、このタイミングを繰り返すことで短期記憶から長期記憶へと情報が移っていくわけです。脳に「あ、これは重要な情報なんだな」って認識させるためのすごく効果的なシグナルになるんですね。 ということはまとめると、まず1つ目は忘れるのは脳の正常な働きだから自分を責めないこと。 まさに。そこがスタート地点です。で、2つ目は記憶を定着させる鍵が翌日、1週間後、1ヶ月後の復習にある。 そうです。資料にあった「忘れた頃に塗り直すのが勉強の極意」という言葉は本当に本質を突いています。 確かに。それならなんか、すぐにでも始められそうですね。ええ、最後に一つちょっと趣向を広げる問いかけなんですけど、 はい。この「忘れかけた頃に思い出す」っていう原則、学習以外にも応用できると思いませんか?例えば大切な人との思い出とか、感動した本の言葉とか、 そういうあなたが日々の生活で忘れたくないなって感じる他のことにも、意識的に少し忘れかけた頃に思い出してみるだけで、人生の大切な記憶がより深く色鮮やかに残っていくかもしれないですよ。
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