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ピザでわかるIaaSとPaaSとSaaSの違い

5分43秒 | IaaSPaaSSaaS

基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した音声コンテンツです。

トランスクリプト(字幕テキスト)

新しいプロジェクトを始めるとき、ゼロから全部自分で作るか、それとも便利なツールに乗っかるか。 この最初の選択って結構プロジェクトの運命を左右したりするんですよね。今日はその選択を正しく行うための考え方を深掘りしましょう。 クラウドサービスIaaS, PaaS, SaaS。この紛らわしい3つの違いについてです。 その違いを理解する鍵が、提供資料にあるピザをどう食べるかという非常にうまい例え話なんですよ。 これを使えば、それぞれのサービスが持つ意味がくっきりと見えてきます。ピザですか?はい、面白そうですね。 まずは最初の IaaS ですが、これはレンタルキッチンに例えられます。インフラの I だから IaaS。 レンタルキッチンは一番自由度が高そうですが、素人には少しハードルが高そうに感じます。まさにそこなんです。 IaaSInfrastructure as a Service)は、その名の通りITの土台、つまりインフラだけを借りるモデルなんです。 サーバーネットワークは提供されますが、その上で動かす OS の選定や設定は全部利用者が行いますアプリケーションの開発も自分たちで行うからこそ、システムを細部までコントロールしたい企業に選ばれます。 キッチンは借りるけどレシピも食材も調理も全部自分。自由な分、手間がかかりそうですね。私も以前、サーバーセキュリティ設定だけで1週間かかりました。 結局、開発までたどり着けなかった苦い経験があります。ピザ生地から自分で作るのは大変ですよね。 もう少し手軽に、でもトッピングはこだわりたい。そういうわがままを叶えるのが PaaSPlatform as a Service)です。 これはピザのデリバリーに例えられます。面倒なオーブンの予熱や後片付けは全部お任せできるイメージです。 自分は一番楽しい「どの具を乗せるか」に集中できます。Google Apps Script なんかもこれに当たりますね。 興味深いのは、開発者が楽をできる範囲がぐっと広がることです。データベースの物理的な場所も意識不要です。 プラットフォーム側が自動でリソースを割り当ててくれるので、本来の目的であるコード開発に集中できます。 そして最後が一番身近な SaaSSoftware as a Serviceソフトウェアの S です。 これはレストランで完成品のピザを食べること。ログインするだけですぐ使える、なんて楽なんでしょう。 GmailSlackNotion など、普段使っているサービスのほとんどがこれです。ただ、重要な問いがあります。 完成品は楽ですが「このチーズは使ってほしくなかった」のような細かい融通が利かないデメリットもあります。 SaaS は機能やセキュリティ提供元の企業に完全に依存することになります。この依存関係の理解が重要です。 まとめると IaaS はキッチン、 PaaS はデリバリー、 SaaS は外食。責任範囲がはっきりしますね。 これは自由度と手間のトレードオフを判断する非常に強力なものさしになります。 この選択を間違えると、スタートアップ企業にとっては致命的になり得るんですよ。 SaaS で十分な業務に IaaS を選び、インフラ管理にエンジニアの時間を浪費してしまうケースがあるからです。 選択を間違えるとビジネスの成長が止まることすらある。この考え方は クラウドサービス以外にも応用可能です。 仕事や日常生活の中で、無意識にこの3つのモデルのどれを選んでいるか振り返ると、何か面白い発見があるかもしれません。

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