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CPIとMIPSで測るCPUの真の処理速度

5分04秒 | FECPU

基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した音声コンテンツです。

トランスクリプト(字幕テキスト)

今回の徹底解剖セッションへようこそ。よろしくお願いします。 はい。あなたがもし新しいパソコンを選ぶ時にスペック表を見てなんだか暗号みたいだなってそう感じたことがあるなら今回はぴったりな内容ですよ。 そうですね。文字や数字ばっかりで少し戸惑いますよね。 今日のテーマはCPUの通知表、CPIMIPSで計算速度を解き明かせです。 はい。 この分析のミッションは、難解な専門用語に圧倒されることなく、コンピューターの頭脳がどれだけ優秀かを測る指標をあなたにしっかり理解していただくことです。 その通りです。一見すると複雑なアルファベットの羅列なんですけど、根本にある仕組みさえ分かれば、実は非常にシンプルで理にかなっているんですよね。 なるほど。では早速紐解いていきましょうか。 そもそもこのCPUの計算速度というのは一体どのような数式で導き出されるんでしょうか? 実はとてもシンプルな割り算で成り立っているんです。 割り算ですか? ええ。ここで重要なポイントになるのが計算のステップです。少しの間あなたの頭の中で数式を組み立てるつもりで聞いてみてくださいね。 はい。 まず、CPUがリズムを刻むスピードを示す周波数を ええ。 1つの命令を実行するのに必要なクロック数であるCPIで はい。 割る。 ああ、なるほど。 この手順で1秒間に実行できる基本となる命令数が出てくるんです。 つまり、CPUという心臓が1秒間に打つ鼓動の数を、1つの仕事をこなすのに必要な鼓動の数で割れば、1秒間にこなせる仕事の総量が弾き出されるというわけですね。 完璧な例えです。周波数はよくメトロノームにも例えられますよね。 カチカチと動くあれですね。 はい。 どんなにメトロノームを早く振っても1つの作業に時間がかかってしまえば、全体の効率は上がりません。 確かに。 だからこそ、単なる周波数だけでなくCPIも合わせて見る必要があるんです。 そこで出てくるのがMIPSMIPSですね。 その通りです。計算速度の指標として昔からおなじみの言葉ですが、この数字のスケールを改めて考えると、ちょっと想像を絶するものがありますよね。 そうなんですよ。おなじみの言葉ですが、ここでぜひ注目していただきたいのは、MIPSの頭文字であるM、つまりミリオン、100万ということです。 100万。 ええ。これを先ほどの計算式に当てはめると本当に驚くべきことなんですが、1秒間に100万回ですよ。 1秒間に100万回? はい。とんでもないスケールの話に行き着くんですよね。単位の桁で言えば10の6乗です。 10の6乗。私たちが一生瞬きをする間にそれだけの途方もない数の計算をこなしているわけですか? ええ。割り算で出た数値をさらにこの100万で割ることで、1秒間に何百万回の命令を実行できるかというMIPSの値が弾き出されるんです。 なるほど。いや、圧倒的なスピードですね。 これを全体像につなげると、なぜこの知識があなたにとって重要なのかが見えてきます。 どういうことでしょう? パソコンスペック表には何ギガヘルツといった周波数の高さばかりが目立ちますが、それだけでは本当の性能は分かりません。 高ければ良いというわけではないと。 はい。高い周波数で無理やり動かせば、当然熱を持ったり、電力を余計に消費したりといった物理的な課題も出てきます。 スマホなんかもすぐ熱くなりますもんね。 そうですよね。だからこそ少ないクロック数で効率よく処理できる、つまりCPIが低いアーキテクチャを選ぶことが重要になってくるんです。 なるほど。 CPIMIPSは、まさにCPUの総合的な優秀さを示す通知表なんですよ。 消費者としてもただギガヘルツの数字が大きいものを選べば良いわけではなくて、その通知表の内訳を理解することが賢い選択につながるんですね。 まさにその通りです。 この驚異的な数字と仕組みを知ると、今目の前にあるパソコンが本当に愛おしく頼もしく思えてきます。 ただ、ここで1つ疑問が浮かぶんです。 何でしょうか? 1秒間に数百万回という処理が当たり前になり、さらに上の性能が求められ続ける中で、この計算速度には一体どこで物理的な限界が訪れるのでしょうか? ああ、非常に重要なポイントですね。 そして限界が来た時、私たちはこの通知表そのものの評価基準を全く新しいものに見直す日が来るのかもしれませんね。 鋭い視点です。 現在の延長線上にはない量子コンピューターのような全く新しいパラダイムが日常になる日もそう遠くないのかもしれません。 ええ。ぜひあなたもお手元のスマートフォンパソコンを見つめながら、その先の未来の通知表がどうなるのか想像してみてください。 それでは今回の深掘り分析はこのあたりで。

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