IPアドレスとサブネットマスクの仕組み_ホスト数計算の「マイナス2」法則_クラウドで必須のサブネット設計術
5分34秒 | NW基礎FE
基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した音声コンテンツです。
トランスクリプト(字幕テキスト)
さて今回深掘りするのは、ネットワークの基本中の基本、IPアドレスとサブネットマスクです。手元の資料を見ると、まあ数字だらけで。 今回のミッションはですね、例えば192.168.0.1みたいな数字が一体何を意味しているのか、その仕組みを根本から理解することです。 これ、実は住所と同じくらいシンプルだって話なんですよね。まさにその通りです。今日の核心は、単に用語を覚えることじゃなくて、 なぜIPアドレスがこう大きなグループと個別の機器を示す部分に分かれているのか。この構造さえ分かれば、応用はいくらでも効くようになります。 なるほど。ではまず、そもそも192.168.0.1というこの数字、これってコンピューターの中では32桁の0と1の羅列に過ぎないということですよね。 ええ、そうです。で、その32桁がただの長い番号じゃなくて、2つの意味を持ってるんです。資料にある住所の例えがすごく分かりやすいですよね。 東京都渋谷区にあたるネットワーク部と、ああ代々木1-1-2にあたるホスト部。そうです。どのグループに属しているかと、 そのグループ内での個別の番号という構成なんです。そこで一つ疑問なんですけど、なんでわざわざ分ける必要があるんでしょうか。 もう世界中のコンピューターに単純にユニークな番号を振れば済む話な気もするんですが。ああ、いい質問ですね。それは効率の問題なんですよ。 もし全員が個別の住所しか持っていなかったら、郵便配達員は全世界の家の場所を全部覚えないといけない。うわあ、それは大変だ。 ですよね。でも、まず東京都に送る、次に渋谷区と段階的に判断できればずっと効率的でしょう。ネットワークも同じで、 このグループ分けがあるからこそ巨大なインターネットが機能するんです。ああ、なるほど。そういうことか。で、そのどこまでが市区町村名かっていう境界線を 引くのがあのサブネットマスクです。サブネットマスク。資料には仕切り板って書いてありますね。ええ、255.255.255.0という サブネットマスクは、2進数にすると1がずらっと24個並んで残りが0になるんです。この1の部分がここまでがネットワーク部ですよと。 で、0の部分がここからがホスト部ですよと示すまさに仕切り板なんですね。だから24っていう、あのCIDR表記が出てくるんですね。 先頭から24ビットがネットワーク部ですっていう意味だと。24は切りがいいですけど、資料の練習問題にある26とか中途半端な数字だと急に難しく感じますね。 そこが計算の面白いところなんです。IPアドレスは全部で32ビットですよね。ネットワーク部が26ビットなら、ホスト部は? ええと、32引く26で残りは6ビット。ホスト部が6ビットということは、使えるパターンの数の2の6乗だから、 ええと、64個ですか?計算は完璧です。64個のパターンが作れます。ですが、ここによくある落とし穴があるんですよ。あ、待ってください。 資料を見たら実際に使えるのは62個って書いてあります。僕の計算だと64個なのに、この差の2は一体なんですか?その消えた2つには特別な役割があるんです。 1つ目はホスト部の6ビットが全部0のアドレス。これはネットワークそのものを指すネットワークアドレスとして予約されています。ほうほう。 で、2つ目はホスト部が全部1のアドレス。これはそのネットワークにいる全員に一斉送信するためのブロードキャストアドレスとして使われるんです。 なるほど、グループの名前と全員宛の手紙みたいなものだから、個人のPCには割り当てられないと。わあ、これは知らないと絶対に間違えますね。 ええ、試験でも実務でもこのマイナス2の法則は非常に重要なポイントです。ちなみにこの計算を早くやるコツとして、資料に128、64、32、16、8、4、2、1 っていう8ビットの重み付けの表を頭に入れておくと便利だって。これは実践的でいいですね。はい、そしてこのスキルがなぜ2026年の今も重要なのか という話につながるんですが、IPv4は古いなんて言われることもありますけど、実際にはAWSでVPCを設計するみたいなクラウド環境の設定では このサブネット計算能力が依然として必須スキルなんです。ああ、なるほど。ええ、単なる知識じゃなくて現場で価値を生む技術と言えますね。 というわけで、今日理解したことってクラウドを使いこなすためのもう実践的な第一歩だったわけですね。IPアドレスは32桁の2進数で、 サブネットマスクが境界線を決める。そして使える数はマイナス2。よく分かりました。では最後に、思考を次に進めるための問いを一つ。 今回は一つのネットワーク内での住所の割り当て方を見てきました。では、全く別のネットワーク、例えば自宅のネットワークと会社のネットワークをつなぐとき、 機器は一体アドレスのどの部分を見て、相手がご近所さんなのか、遠くの人なのかを判断しているんでしょうか。この答えが次のステップである、ルーターの役割につながっていきます。
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