VPN:インターネットの秘密トンネル
5分37秒 | NWセキュリティFE
基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した動画コンテンツです。
トランスクリプト(字幕テキスト)
どうも!今回はですね、皆さんが毎日使っているインターネット その中に隠された秘密のトンネル。そう、VPN。 このVPNとその心臓部とも言える暗号の技術について、一緒に見ていきたいと思います。 さて、最近だとカフェとか自宅から会社のネットワークに繋いで仕事をするってこと、結構増えましたよね。 でもそういう時、「あれ?このWi-Fi誰かに見られてたりしないかな?」なんて、ふと不安になったことありません? 実はその直感、サイバーセキュリティの世界ではものすごく大事なポイントなんです。 じゃあ、まずその不安の正体ですよね。公衆回線に潜む落とし穴からちょっと見ていきましょうか。 そもそも僕たちが普段使ってるインターネットって、まあ言ってみれば誰でも通れる公道みたいなものなんですよ。 だからここで会社の機密情報とかをやり取りするのって、大事な話をハガキに書いて送るようなもので、ね、誰にでも中身を覗き見されるリスクがあるわけです。 これに対して、限られた人だけが通れる安全な道、これが専用線ってやつなんですね。 でも、リモートワークのたびに物理的な専用線を引くなんて、まあ大変ですよね。 そこで登場するのが、そう、今日の主役、VPNなんです。 VPNっていうのは、バーチャル・プライベート・ネットワークの略で、その名の通り、仮想の専用ネットワークってことですね。 つまりインターネットという公道の中に、ソフトウェアの力を使って、あたかも専用線みたいな安全な接続を仮想的に作り出しちゃう、そういう技術なんです。 でもここで、「ん?」って思いますよね。物理的なケーブルがあるわけでもないのに、 どうやってソフトウェアだけであの専用線と同じレベルの安全性を実現できるの?って。いやー、僕も最初は不思議で仕方なかったですよ。 その秘密は、実は主に3つの技術の組み合わせにあるんです。 さあ、ここからVPNの魔法、その仕組みを解き明かしていきましょう。 その技術っていうのがこちら。トンネリング、暗号化、そして認証。 この3つがVPNの安全性を支えるいわば3本の柱になってるんですね。じゃあ、1つずつ見ていきましょう。 まず1つ目。トンネリングです。これはですね、送りたいデータをさらに別のデータ、 まあ言ってみればカプセルみたいなもので丸っと覆ってしまう技術なんです。 このカプセル化によって、あの公道であるインターネットの中に、外からは見えない自分だけの専用トンネルを掘っていく、そんなイメージです。 まさに公道の中に自分たちだけが通れる特別なチューブを作る、本当にそんな感覚ですね。 これによって、周りのごちゃごちゃした無関係な通信データと混ざることなく、目的地まで専用のルートを確保できる、というわけなんです。 でも、ここで一つ問題が出てきます。たとえ専用のトンネルを通っていても、 もしそのトンネルが透明なガラス張りで中が丸見えだったらどうでしょう?これじゃ、データを覗き見されちゃって意味ないですよね。 そこで、2つ目の技術がものすごく重要になってくるんです。それが、この「暗号化」です。 元のデータをもう全く意味のわからないグチャグチャの文字列に変換しちゃう技術ですね。 これがあれば、万が一トンネルの中を誰かに覗かれたとしても、その中身を読み取られるのを防げるわけです。 実はこれって、皆さんが普段見るウェブサイトの鍵マーク、あの安全な通信で使われているSSL/TLSっていう技術と同じ考え方が元になってるんですよ。 さあ、これで最後の仕上げです。安全なトンネルを作って、中身も暗号化しました。 でも、このせっかく作った安全なトンネルに、誰でも彼でも入ってしまったら元も子もないですよね。 そこで大事になってくるのが、この「トンネルの入り口での厳しいチェック」なんです。3つ目の技術、認証。 これがまさに門番の役割を果たしてくれるんです。 会社のシステムにログインする時のIDとパスワードみたいに、「あなたは本当にこのトンネルを通る資格のある人ですか?」っていうのを、入り口で厳しくチェックするんですね。 これによって、ちゃんと許可された人だけが、この安全なトンネルを使えるようになるわけです。 さあ、これで3つの技術が全部揃いましたね。最後に、これらの技術が合わさることで、一体何が生まれるのか、まとめてみましょう。 つまりですね、トンネリングで自分だけの専用通路を確保して、 暗号化でその中身をガッチリ守って、そして認証で入り口を固く閉ざす。 この3つが組み合わさることで、たとえ遠く離れたカフェにいたとしても、 まるでお城の中にいるかのようなものすごく高い安全性を手に入れることができる、ということなんです。 はい、今日のポイントを整理しておきましょう。まずVPNっていうのは、公衆回線の中に仮想の専用線を作る技術でしたね。 その核になるのが、まず経路を確保するトンネリング。そしてその通信の安全性を、 暗号化と認証っていう二つの技術でガッチリ固めることで、データの盗み見とか改ざんを防いでいる、というわけです。 物理的な線を使わずにソフトウェアの力だけで安全な専用線を再現する、これがVPNの正体だったんですね。 さて、この仕組みを知った今、最後にもう一度、皆さんに問いかけてみたいと思います。 あなたが普段何気なくやっているその通信、本当に守られていますか?
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