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データを守るRAIDの合体技

6分16秒 | AI基礎FE

基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した動画コンテンツです。

トランスクリプト(字幕テキスト)

こんにちは、アキです。いやー、皆さん、複数のハードディスクをですね、こうガチャーンと一つに束ねて、 データをまさに鉄壁に守る、そんな技術があるって知ってました? 今回は、その賢いデータ保護技術、RAIDについて、一緒に見ていきましょう。 さて、ちょっと想像してみてください。もしあなたの、大事な写真とか、仕事のファイルとか、 全部入ってるハードディスクが、ある日突然、うーんと、すんとも言わなくなっちゃったら、どうします? ですよねー。いやもう私だったら、多分泣きます。バックアップ取ってなかったらもう本当に、頭が真っ白になりますよね。 多くの方がきっと、分かる、って思ってくれてるんじゃないでしょうか。 でも大丈夫です。安心してください。まさにそんな悲劇を防ぐための技術が、このRAID、レイド、なんです。 これ何か、って言うと、複数のハードディスクを、いわば合体させて、システムからは一つの大きなドライブみたいに見せる技術なんですね。 で、その目的は二つ。めちゃくちゃ速くするか、あるいはデータを二重、三重に守って、安全性を高めるか、なんです。 さあ、このディスクの束ね方ですけど、実は大きく分けて3つの基本戦略があるんです。 もうスピードを極限まで追求するのか、それとも何があってもデータを守る安全性を最優先するのか、 はたまた、その両方のいいとこ取りをするのか、早速その中身を見ていきましょう。 まず1つ目の戦略が、RAID 0。これはストライピングとも呼ばれますね。 一体何をするかというと、データを細かく分割して、複数のディスクに「いっせーのー!」って感じで同時に書き込んでいくんです。 仕組みは、えっと、こんな感じです。まずデータがやってきますよね。それをブロック単位でバラバラっと分割するんです。 で、その分割したブロックを、ディスク1とディスク2に同時に、そう並行して書き込んでいく。まさに、二人掛かりで作業を手分けして進める、みたいなイメージですね。 これをやるとどうなるか。もうメリットはただ一つ、圧倒的なスピードです。読み書きの性能が本当爆速になるんですよ。 例えば、すっごく大きい動画ファイルを扱う映像編集とか、そういうのにはもう最適です。 でもこれには、めちゃくちゃ大きな欠点があるんです。もしこのディスクのうち、たった一つでも壊れたら、はい、全部のデータが消えちゃいます。 データを守るっていう仕組みが全くないので、正直かなり危険な賭けとも言えますね。 いやースピードは魅力的ですけど、ちょっとリスクが高すぎますよね。じゃあとにかく安全第一、っていう場合はどうすればいいのか。 その答えが、次にご紹介するRAID 1です。 はい、2つ目の戦略がRAID 1。これはミラーリングと呼ばれています。 もうこの名前がすべてを物語っていますよね。その名の通り、鏡みたいに、 全く同じデータのコピーを、2つのディスクにそっくりそのまま書き込むんです。 ほら、見てください。データが来たら、ディスク1に書き込むのと同時に、全く同じものをディスク2にも書き込む。 常に完璧な複製、つまりバックアップがもう一つある状態が作られるわけですね。 このやり方の最大のメリットは、もちろんめちゃくちゃ安全だってことです。耐障害性、ですね。 万が一、片方のディスクが壊れちゃっても、もう片方に全く同じデータがまるっと残ってるんで、データは失われない。 ただ、その代償として、効率が悪いんです。だってディスクを2台用意しても、使える容量は1台分だけ。ちょっともったいない感じがしますよね。 なるほど。ここまでスピードに特化したRAID 0と、安全性に特化したRAID 1を見てきました。 でも正直、私たちが欲しいのって、その両方じゃないですか? 速くて、しかも安全。 そんなうまい話が、あるんですね。そこで登場するのが、現在の主流とも言えるRAID 5です。 このRAID 5はですね、データと、それから「パリティ」っていうちょっと特別な情報を、 3台以上のディスクに、うまく分散させて書き込むんです。 ここで出てきましたね、重要なキーワード。「パリティ」。これ一体何なんでしょうか。 このパリティっていうのは、言ってみれば「魔法のデータ」みたいなものなんです。 もし、このディスクの仲間のひとりが居なくなっても、残りのメンバーの情報を使えば、居なくなったやつのデータを計算して元に戻せるよ、っていうそういう情報を持ってるんですよ。 これ、ただのコピーじゃなくて、すごく賢い計算で成り立ってるんです。いやー考えた人、天才ですよね。 そう、この魔法のデータのおかげで、RAID 5はディスクが1台壊れても、データを失わずに済むんです。 しかも、全部をコピーするRAID 1よりも、ずっとストレージの効率がいい。 そして、スピードもそこそこ速い。つまり、スピードと安全性のバランスがすごくいいんですね。 だから、多くの会社のサーバーなんかで、このRAID 5が選ばれているわけです。 ということは、一番大事なのは、どのやり方が自分の目的に合っているかってことですよね。 じゃあ結局どれを選んだらいいの、っていうのを、最後にまとめて比較してみましょう。 はい、この表を見れば、もう一目瞭然ですね。とにかく速さがほしい、 データが消えてもいい、っていうならRAID 0。 いやいや、データが一番大事、効率は二の次、っていうならRAID 1。 そして、速さも安全性も容量の効率も、全部バランスよくほしい、っていう欲張りなあなたにはRAID 5。 あと、最低限必要なディスクの数も、それぞれ違うっていうのもポイントですね。 スピード全振りのRAID 0。安全性ピカイチのRAID 1。 そして、バランス型の優等生、RAID 5。さあ、あなたなら、どの合体技であなたの大切なデータを守りますか?

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