IPアドレス:計算より「線」を見つけよう
5分15秒 | NWIPアドレスFE
基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した動画コンテンツです。
トランスクリプト(字幕テキスト)
こんにちは。IPアドレスって聞くと、んーなんだか難しそうだな、ってそう思ってませんか? 大丈夫です。今日はですね、あの複雑な数字の計算から皆さんを解放する、とっておきの見方を教えちゃいます。 さあ始めましょう。ああ、分かります。すっごく分かりますこれ。この「192.168」みたいな数字の列を見た瞬間に、 「うわ、面倒くさい計算が始まるぞ」って思わずこう身構えちゃいますよね。 ええ、私も昔はそうでした。でもね、もしその計算がほとんどの場合いらないとしたらどうでしょう。 実はこの問題、電卓を叩くんじゃなくて、あるものを見つけるだけで解けちゃう、もっとずっとシンプルな話なんです。 そうなんです。考え方をガラッと180度変えちゃいましょう。IPアドレスは計算するものじゃない。 ある線がどこに引かれているか、それを見つけるだけのシンプルなゲームなんです。まずすっごく大事なことから話しますね。 IPアドレスって一見するとただの数字の塊に見えますけど、実はその中に「どのグループに属しているか」と、 「そのグループの中での番号は何か」っていう2つの情報が一緒に入ってるんです。この例えがめちゃくちゃ分かりやすいんですよ。 IPアドレスの前半部分「ネットワーク部」っていうのが言って見れば「東京都港区」みたいな、どの街か、っていう大きな括りですね。 で、後半部分の「ホスト部」。これが「〇〇マンション101号室」みたいな、その街の中の具体的な場所を表してるって考えてみてください。 ですよね。そこが一番知りたいポイントです。この2つの情報が一体どこで分かれてるのか。その見つけ方こそが今回のキモになります。 その境界線を示してくれるのが、このサブネットマスクです。名前はちょっと難しそうですけど、役割は超シンプル。 IPアドレスにピタッとあてる、ただの「定規」だと思ってください。例えば「/24」とか、「255.255.255.0」とか。 こんな風に見た目が違っても、実はどっちも全く同じことを叫んでるんです。「左から3つ目の数字のすぐ後ろに線を引いて」って、 ただそれだけを教えてくれてるんですよ。じゃ、実際に線を引いてみましょうか。IPアドレス「192.168.1.10」と、 サブネットマスク「255.255.255.0」がありますね。マスクが「255」から「0」に変わる場所。 つまり3番目と4番目の数字の間に、ここにこう手刀でスパッと壁を作っちゃいます。はい、この壁で世界が2つに分かれました。 左側の「192.168.1」。これがネットワーク部。ここはもうガチッと固定されていて動かせません。 一方右側の「.10」。これがホスト部です。ここはあなたのパソコンとかスマホに合わせて自由に変えられるエリアなんです。 さてここからが本番です。試験とか実際の仕事で一番よく聞かれるのがこの問題。「ネットワークアドレスを求めなさい」。 さあ、どうしましょうか。ここで計算を始めちゃダメですよ。思い出してください。これはゲームでしたよね。 必要なのはたった2つのとってもシンプルなルールだけなんです。ルールはこれだけ。まずマスクが「255」のところ。 ここは上のIPアドレスの数字をそのまま下にコピーする。そして、マスクが「0」のところ。 ここは上の数字が何であっても、強制的に「0」に書き換える。これだけです。コピーとゼロ。 じゃ、さっきのルールを当てはめてみましょうか。マスクが「255」の場所は、「192、168、1」をそのまま下にコピーしてきます。 で、最後の場所はマスクが「0」ですね。だから上の「10」は無視してゼロにする。すると、ほら、答えが見えてきましたよね。 どうですか?ネットワークアドレスは「192.168.1.0」。全く計算せずに答えに辿り着けました。 これが「線を見つける」っていうアプローチの威力なんです。そしてここが一番びっくりするポイントかもしれません。 今やったシンプルな「コピー&ゼロ」のルール。実はこれだけで、試験や実務で出会うIPアドレスの問題の、なんとおよそ8割は解けちゃうんです。 なんでかって言うと、私たちが普段使ってる会社のオフィスとか自宅のネットワークっていうのは、ほとんどがこのシンプルな区切り方で、 十分管理できるように設計されてるからなんですね。今日のポイントをサッとおさらいしましょう。 IPアドレスには街と番地の2つの部分がある。その境界線を示すのが定規であるサブネットマスク。 そして何より大事なのが、計算じゃなくて「コピー&ゼロ」のルールで答えを見つけること。これさえ覚えておけば、もう怖くないはずです。 これで、もうIPアドレスは怖くありませんよね。次にこの数字の列を見たら、「さて、どう計算しようか」じゃなくて、 「境界線はどこだ?」って考えてみてください。きっと世界が違って見えるはずですよ。
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