クリティカルパス:最長の道が最短の道
5分45秒 | PMスケジュールFE
基本情報技術者試験の頻出テーマを解説した動画コンテンツです。
トランスクリプト(字幕テキスト)
皆さん、なにか大きなプロジェクトを前にして、「わあ、何から手をつけていいか全然わかんない」って頭が真っ白になっちゃった経験ありませんか? 実はですね、プロジェクトを一番早く終わらせるための鍵っていうのが、なんと最も長い道のりを見つけることにあるんです。 ええ?どういうことって思いますよね。今回の解説でその秘密を一緒に解き明かしていきましょう。 さて、最初のセクションですけども、この海くん見てください。年末年始の準備を前に完全に頭を抱えちゃってますね。やることリストはパンパンなのに時間は待ってくれない。 これ、誰もが一度は経験するあのヒヤッとする感覚ですよね。 そう、まさにこの問いです。やることが多すぎて、一体どこから始めればいいの? こうなっちゃうともう思考がフリーズしちゃって、結局何も手につかないなんてこと本当に良くありますよね。 海くんの頭の中はもうこんな感じです。 あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。買い物に行って料理をして、大掃除も。タスクがごっつまずめになって、どれが大事かなんて、もう考えられない。まさにパニック状態です。 ではこのどうしようもないパニック、どうすればいいんでしょうか? そこで出てくるのがスピードのパラドックス。一見すると「え?」って思うような矛盾した考え方なんですけど、 これこそが最短ルートへの扉を開く鍵なんです。 さて、ここがめちゃくちゃ面白いポイントなんですよ。一番早く終わらせたいなら、 まず一番時間がかかるルートを探しなさいっていうんです。え、どういうことってなりますよね。 急がば回れみたいなことなんでしょうか。 これ面白いですよね。目指してるゴールは、もちろん最短で終わらせること。 で も そ の た め の 方 法 が 一 番 長 い 道 を 探 す っ て 、 ま る で 反 対 じ ゃ な い で す か 。 で も こ の 一 見 矛 盾 し て い る よ う に 見 え る 考 え 方 こ そ が こ の ク リ テ ィ カ ル パ ス っ て い う 手 法 の ま あ 肝 に な る 部 分 な ん で す 。 ちょっと抽象的で分かりにくいかもしれないので、すごく分かりやすい例えで見ていきましょう。 お正月 の 準備 に ち な ん で 、 お 餅 を 焼 い て お 茶 を 入 れ る っていうシンプルな作業で考えてみましょうか。 そのためにまずこのアローダイアグラムっていうのを使います。うわ、なんか難しそう な名前って思いました。大丈夫、大丈夫。これ要はですね、どの作業をどの順番でやって、それぞれにどれくらい時間がかかるか っていうのを矢印で繋いだだけのプロジェクトの地図みたいなもんです。シンプルですよね。 じゃあさっきのお餅とお茶の準備、この地図で見てみましょう。 グラフを見ると、お餅を焼くのに5分、お茶を淹れるのに3分かかります。 で、ここでのポイントは、この2つの作業は、まあ、コンロとポットで同時にできるよってことですね。 さて、ここでクイズです。 この準備全部終わるのに最短で何分かかると思いますか?足して8分じゃないんですよ。 そう、答えは5分です。なんでかっていうと、お茶は3分でできても、結局5分かかるお餅が焼き上がるのを待たないと両方揃わないじゃないですか。 つまり、全体のペースを握ってるのは時間がかかる方のお餅ってわけです。 はい。そしてこれこそが核心なんです。プロジェクト全体の時間を決めてしまっているこの5分かかる「お餅を焼く」っていう作業。 この一番長い道のりこそがズバリクリティカルパスなんですね。 じゃあなんでこの道がクリティカル、つまり重大なんでしょうか? その理由を理解するために、次は遊びの時間、まあ、バッファータイムとも言いますけど、 この大事な考え方を見ていきましょう。 この遊びの時間、つまりバッファーっていうのはその名の通り、タスクがちょっとくらい遅れてもプロジェクト全体には影響が出ない余裕のことです。 そうですね、例えば待ち合わせにちょっと早く着いて、カフェで一息つけるあの時間みたいなもんですね。 この余裕があるかないかが タスクがクリティカルかどう か を 決める ん で す 。 この表を見て もらう と もう 一 発 で 分 か り ま す 。 ほら、見てください。5分かかるお餅を焼くタスク。こっちの遊びの時間は、なんと0分。 つまり、1秒でも遅れたらプロジェクト全体の完了がそのまんま遅れちゃう。だからクリティカルなんです。 一方で、お茶を淹れる方はどうでしょう。こっちには2分間の余裕がありますよね。これならちょっとお湯を沸かし直したりしても、まあ、大丈夫そうです。 これで、もう大丈夫。パニックになる必要はありません。 一番長い道のりこそが、実はあなたを一番早くゴールに導いてくれるんです。さあ、皆さんが次に 取り組むプロジェクト。その成功の鍵を握る隠されたクリティカルパスは一体どれだと思いますか?
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